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お雛様の本当の意味

お雛様が持つ、本来の意味について!

ひな人形のことを、ご家庭の会話の中では、お雛様と言いますよね!
その位、日本の家族の中では親しまれているのです。

ですが、このお雛様の本来の意味をご存知でしょうか?

3月3日のひな祭りに家族みんなでお雛様を飾って、女の子の成長、健康のお祝いをするのです。

一般的には、ここまでのモノとしか伝えられていません。

しかし、これだけでは無いのです。

奥底に眠るもの

授(さず)かりものは、宝もの!
お孫さんが出来たおじいちゃん、おばあちゃんの気持ちって、

こうなのではありませんか?

雛人形のことを読む前に、まずはこちらをお読みください。

「孫は目に入れてもかわいい。」って、昔から言われています。

確かに、お孫さんは自分の子孫でもあり、分身でもあります。
しかも、あどけなく笑った笑顔が、

どこか新米パパ、ママの赤ちゃんだったころを思い出させるのです。

これからの人生というスタートをきり歩み始める小さな産声(うぶごえ)。
そこには、数限りない夢、希望、未来があるのです。

そして、ありとあらゆる進む道があるのです。

そんないとおしいお孫さんへのおじいちゃん、おばあちゃんからの贈り物が、
雛人形なのではありませんか?

日本の家族が、昔から教えてきた、学んできたひな祭りでのひな人形・・・

ほんの少し大きくなったお孫さんから
「おじいいちゃん、おばあちゃん!ありがとう!」って感謝のこころを

ゆっくりと、じっくりと、学んでいく。体験して行く。

それが、毎年のひな祭りの雛人形のお役目なのです。

雛人形を中心に家族の団欒(だんらん)を楽しむ体験。
雛人形を中心に、お父さんとお母さんとお譲さんの家族で会話する体験。

雛祭りで、ひな人形を中心とした家族の体験を子供ながらに、

子供のこころに焼き付けて成長して行くのです。

今の時代は、物質的には豊かになった日本人。
反対に、こころの豊かさでは、満たされない日本人。

こころの豊かさこそが、今の日本人の子供に一番足りないものであり、
補ってあげないといけないものなのだと痛感しております。

おじいちゃん、おばあちゃんからの贈り物のひな人形。

しかも、贈り主のおじいちゃん、おばあちゃんの真ごころのメッセージの雛人形・・・
一生ともに歩んでいくこころの学びなのです。

こころの教育なのです。

そして、目には見えない子供へのかぎりない愛情があるのです。

それを感じて、それを気付いて、経験して体験して行ってこそ、
子供のこころの豊かさが形成されて行くのです。

この毎年のひな祭りでの、愛情を受けていくお子さんは感じるのです。
そして、家族みんなから愛されていると気付くのです。

こんな気持ちがあるのだからこそ、おじいちゃん、おばあちゃんは、
いいお雛様をご用意してくれたのでは、ありませんか?

「このような意味を伝えて行ってね!」という気持ちで、

若夫婦さんのもとに、赤ちゃんへの贈り物としてお雛様を贈ってくれたのです。
こんな気持ちは、今も昔も何ひとつ変わる事の無い親の愛情。

こんな時代だからこそ、お雛様の本当の意味をお子さんに伝えていかなくては
ならないんですね!

これこそ・・・

これこそが、モノがあふれている時代の今の生き方なのです。
本来持っているものの価値観を、お子さんに伝えていかなければならないのです。

親って、いうのは、こちらの大切な価値を
教えなくては、伝えなくてはいけない時代でもあります。

モノが豊かの反対に、こころの豊かさを育てることが今必要とされているのです。

ですので、毎年のひな祭りの日に、お雛様を中心にしてお子さんと会話していただきたいのです。

こころ豊かな素敵なお嬢さまに、育ててあげてくださいね!