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売っているのはひな祭りです。

あんなひな祭り。こんなひな祭り。と・・・

私たちが生まれるずっと前からひな祭りがあります。
幼いお子さんの元気な成長を願う「雛人形」。
こころから喜びを伝えお祝いする3月3日。

お父さんとお母さんが、子供に気持ちを伝える、年にたった一回きりのひなまつり…

日本古来の女性の文化の雛祭り。
そうそれは、日本のこころをいつの時代にも、

お伝えしていく大切なこころの育(はぐく)みなのです。

だからこそ、雛人形のひなせいは、
こう、想っております。

それは・・・

ひな祭りは家族の絆と日本の女性たちの和ごころ



こんにちは。

静岡県藤枝市 雛人形のひなせい 社長 青木健明です。

私は、たまたま51年前、藤枝のこの土地に生を受けました。
その家業が、たまたま雛人形づくりの家業でした。
自分の本心とは裏腹に、20年程前この家業に入ったのも事実なことです。

お恥ずかしい話なのですが、
学業や大学で学んだ事は、いっさい役に立つ事は無く職人はだの家業で、
今、思えば機械的に作業を繰り返す日々を送っていた。

そんな気がします。

でも、そんな中、新しい転換期が訪れました。
それは、結婚です。

嫁との新たな生活は、私の考え方を少しずつ変えていきました。
学業や大学で学んだ数学では、解けない新しい計算の仕方で…

すべてが、人と人のつながり。
私の仕事も、人と人。
そして、こんな時代だからこそ大切な時代と時代の架け橋。

物も文明もない時代のいにしえの人々が優雅に遊んだ雛まつり。
心の豊かさだけが求められたひな祭り。
今、瞬間(とき)を変えて時代を変えてお伝えするひなまつり。

雛祭りは、日本人になれる瞬間(とき)。


この大切な日本のこころを伝えて行く事が私の生涯の仕事と思えるようになったのです。

毎年、家族でお祝いする雛人形。

子供の目から見える「ひなまつり」は、毎年違うもの。

ずっと、この大切な気持ちを家族で再確認していくこころの温まるひな祭り(雛人形)。

何年か経ち、笑った我が子とひな祭りを迎えた時のさりげない親子の会話の中で、
「あなたが生まれたばかりの初節句は、あーだったよ。」

「3年前のひなまつりは、こーだったよ。
あなたが、こんな事をして、おじいちゃん、おばあちゃんも大喜びだったわよ!」

「そして、昨年のひなまつりはあんなことがあったよ。」
と、親と子の会話がはずむお雛様との時間。

目を瞑(つぶ)ると、自然と暖かい家族の光景が目にうかぶ、

こーんな ひな祭り(雛人形)を、雛人形のひなせいは応援しています。
こころから願っております。

だからこそ、お人形のひなせい 社長 青木健明のわたしは、

想うのです。伝えたいのです。

お子さんに…

日本の謙虚な女性として生まれてきたのだから、
ひな祭りという経験、体験を通して

10年後、20年後そして50年後の孫にまでも

父親、母親が想う、願う大切な気持ちを伝えたい。

と …

なぜ?ひな祭りをするの?

なぜ?日本人は、3月3日に雛人形を飾るのでしょうか?

雛人形の歴史は長く、平安時代にまで遡ります。
この時代から、今の現代まで続くひな祭り(雛人形)。

女性の出生、成長を喜びお祝いする雛人形。
昔は、今の時代ほどモノは溢れておりませんでした。

お子さんが、産まれても医療機関や薬が発達しておらず成人までに 亡くなってしまうケースが多かったのです。
そんな中、女の子が立派に成長していきますように・・・

こんな願いを込めて、雛人形を飾ってお祝いしたのです。

最近では、モノが氾濫してしまっているので、 雛人形というモノとして、囚われてしまう傾向があるのも事実です。

ちょっと、寂しいものを感じる 静岡県藤枝市 雛人形のひなせいの私共でもありますが・・・

ですが、雛人形作り、提供に拘る私共  静岡県藤枝市 お人形のひなせいは、 雛人形の本質をまずはお伝えしているのです。

ひな祭りを通じて、 お譲さんのこころの中に感謝の気持ちを 育(はぐく)んでいく体験、経験なのです。

確かに、洋式のクリスマス、バレンタインという行事(イベント)というのも ありますが、それはそれです。

日本人として産まれ育つ。

これをお読みのあなたは、 以外に日本にお住みなので、知らないでしょうが、 日本人の気質は、世界稀な特徴を持っているのも事実。

勤勉で生真面目なのもそうなのですが、 相手を敬い、相手の事を第一に考える。相手への思いやり。
この意識がかなり高い国民性なのです。

島国だったからこそ、この意識を祖先、先祖の代々の諸先輩たちから 学び引き継がれてきた気質なのです。

そのひとつに雛人形が存在しているのです。

おじいちゃん、おばあちゃんから贈られたギフトという雛人形の贈り物。
おじいちゃん、おばあちゃんが、自分のためにではなく、 「人のため、相手のために贈る。」

雛人形という「モノ」なのですが、 その奥底に眠っているものは、
「産まれた赤ちゃんが、健康に成長してくれますように・・・」 これを、3月3日というひな祭りに飾り、祝う。

成長していくお譲さんに、 おじいちゃん、おばあちゃんから贈られた雛人形というギフトには、
ひな祭りを体験していく家族での会話の中に、
「こんな願い、あんな想いがあるんですよ・・・。」
「あなたに、こうなってもらいたい。」
「だから、おじいちゃん、おばあちゃんが、雛人形をあなたに贈ってくれたのよ。」

ひな祭りを通じて、そう学んで育っていくと

感謝の気持ちが自然と育つでは、ありませんか?

育(はぐく)まれるのでは、ありませんか?

先にも言いましたが、 日本人には、相手を敬う。他人のことを第一に考える。相手への思いやり。

この意識が高いのです。

この価値感が、まさに雛人形にぴったりなのです。

ですから、静岡県藤枝市 雛人形のひなせいは、 雛人形の販売のその前に、声を高らかに伝えたい。

雛人形っていうのは、家族の絆、家族の団欒(だんらん)。

惹(ひ)いては、子供のこころの中に感謝の優しいこころを築いていくものなのです。
と・・・

ひな祭り(雛人形を飾ってお祝いする。)という文化、風習が今なお引き継がれておりますし、

これは、未来永保続くのでしょう・・・

基本、自分のためではなく、 「相手のために・・・」 日本人としての、美徳的価値観がそこに刻まれているのです。

静岡県が雛人形の産地の理由(豆知識)

静岡県が雛人形の産地となっていったのは、

徳川家康が最後に駿河の国(今の静岡)に駿府城(現在の静岡県静岡市葵区)を構え、
京都や江戸から駿府城(現在の静岡県静岡市葵区)を築くために職人を呼び寄せたのです。

その職人たちが、駿府城(現在の静岡県静岡市葵区)を建設して

その後、家具職人や下駄職人、雛人形職人となっていったのです。
この職人たちが、静岡県に残り住み雛人形を作る職人たちとなって 静岡県が雛人形産地となっていたのです。